2004/05



No.190
2004/05/06(Thu)
穴子の棒寿司

サービスエリアで買えるおみやげ品はどれも同じように思われがちですが、その中にも独特の美味しさを持つお気に入りの品がたくさんあります。
例えば、押 し寿司でよく知られている金沢・芝寿司の「穴子棒寿司」がその中のひとつ。
穴子の美味しい初夏から夏にかけてだけ手に入る限定品♪なのです。
実を言うと数年前まであまり穴子に魅力を感じていなかったのですが、これを食べてすっかり穴子ファンになってしまった、思い出の品でもあります。
この穴子はふっくら、しっとりとして驚くほど柔らかく、酢飯も程良い味加減で押し寿司にしてあります。パッケージを開けるとひとくちサイズにカットされているので車中でも手軽に食べられるのも嬉しい点です。
http://www.shibazushi.jp/news/product.html



No.191
2004/05/07(Fri)
ますの寿司

富山の名物みやげ品として有名なますの寿司は、オレンジ色が鮮やかなますとお米の白のコントラストがとてもきれいですね。
富山県内にある北陸自動車道の有磯海サービスエリアでは、ますの寿司をその場で作って販売しています。
今回の旅行では、お昼ご飯にはまだかなり早い時間に富山県に入ったのですが、ガラス越しに見たます寿司を作る様子に食欲がそそられて、少しだけおやつ代わりに車中でつまんできました。
出来たてのますの寿司はやはり新鮮で、身には弾力もあり、美味しさに感激でした。



No.192
2004/05/08(Sat)
福島県のお菓子「ままどおる」

帰省の車中、福島県を通過している時に地元のFMラジオを聴いていました。
すると「まま、まま、ままどおる〜♪ミルクたっぷりママの味〜♪」というなんとものどかな感じのCMソングが流れてきました。ままどおるは福島の「三万石」というお菓子屋さんの商品で、子どものころから大好きでした。
CMの通りミルクやバターを使ったしっとりしたおまんじゅうで、一見和菓子のようでありながら、コーヒーにも紅茶などにもよく合うとても美味しいお菓子です。
あいにく、帰りに寄った福島のサービスエリアでは朝早すぎたため開店前で買えなかったのが残念です。
ちなみに同じお店の商品である「エキソンパイ」というあん入りのパイ菓子も美味しく、こちらは昔から私の姉の好物です。

http://www.chuokai-fukushima.or.jp/ksk/mamador/index.html



No.193
2004/05/09(Sun)
ドライブのお菓子

私が自動車学校へ通っていたのはもう10年くらい前。当時引っ越したばかりの街は、交通機関があまり発達していなかったので必要に迫られてのことでした。
約ひと月ちょっとの学校通いでしたが、久しぶりの「授業」は意外にもとても刺激があって、幼い頃から父の車でドライブするのが好きだった私には毎時間が興味深く楽しいものでした。
学校で一番人気の名物先生はちょっと訛りがあるやや恰幅のいい中年男性。職場の人達や生徒から親しみを込めて「山ちゃん」と呼ばれていました。
「山ちゃん」の授業はユーモアをたっぷり交えながらも、ポイントをしっかり押さえた明るい授業が大評判でした。
彼の授業は余談も楽しく「女の人はどうして車の中でスグお菓子を食べたがるのか。」という疑問を私達生徒に投げかけたことがありました。例外もあるとは思いますが、自分に思い当たるふしがあった私は吹き出しそうになりました。
山ちゃんの奥様もいつも車に乗るやいなや、助手席で幸せそうな顔でカリカリポリポリと音を立てはじめる・・とのこと。そのことに若干不満そうな話しぶりでしたが、本当はそんな奥様を可愛いと思っているのがありありと感じられる表情が今でも忘れられません。
今でも私は車で食べるおやつは大好き。特に長距離を走るときには新製品で気になっていたものなどをあれこれ買い込んではワクワクします。
車窓からの風景を眺めながら遠足気分で食べるおやつはとても美味しく感じられます。



No.195
2004/05/10(Mon)
圓八のあんころ餅

北陸自動車道の徳光サービスエリアでは家族みんなが大好きな「圓八のあんころ餅」が入手できます。
小さいお餅をこしあんでからみ、それを直に竹の皮で包んであるだけのとても素朴なお菓子ですが、このお店は創業が1737年といいますから、もうかなり長い間地元で愛され続けている老舗なんですね。
夫も幼い頃、いっしょに暮らしていたおばあちゃんがいつもおみやげに買ってきてくれたらしく、これを食べると決まって優しかったおばあちゃんの思い出話が始まります。
あんころ餅のこしあんはちょっと赤茶色のような変わった色をしていて、とても素朴でコクのある美味しい餡です。
もちろん、添加物は加えられておらず、賞味期限は当日限り。
中のしおりによると、創業者は夢で天狗から秘伝の製法を授かったとか。
もしかしたら使っている砂糖がきび砂糖か、三温糖や黒糖がブレンドしてあるのか・・その辺りに美味しいヒミツがあるのかもしれないと想像しています。
http://www.enpachi.com/



No.196
2004/05/11(Tue)
製菓用の米粉

スーパーの製菓材料コーナーで製菓用の米粉を見つけたので買ってきました。
普通の米(うるち米)を粉に挽いたものは上新粉ですが、製菓用のものはさらに細かく挽いてあるらしく「微粉タイプ」という表示があります。
最近はたまにパン屋さんなどでも小麦粉の代わりに米粉を用いた「お米パン」なるものを見かけることがあります。小麦アレルギーの方への代用品としても需要が増えてきているのでしょうね。
今回私はパンではなく、米粉を小麦粉の代わりに使いシフォンケーキを焼いてみました。あとの材料はいつも焼いているシフォンと全く同じにして、水分には豆乳を加えました。
食感は何となくいつもよりさらにほんわり、でも材料を明かさない限りは小麦粉を用いて焼いたものとほとんど区別できないような出来上がりでした。
材料費は小麦粉と比較すると若干高めですが、米粉は粒子が細かくサラサラしているので、生地を作る際に粉をふるう必要がないという利点もありました。
次回は強力粉とブレンドしたパンを焼いてみたいと思っています。



No.197
2004/05/12(Wed)
ベランダハーブ

初夏を迎えて、春先に植えたベランダのハーブ類がだいぶ大きく成長してきました。
肉の臭み消しや香り付けなど、ハーブを料理に使うのは好きですが、たくさん使いすぎるとハーブの癖が出すぎてしまうので、隠し味程度にさり気ない量を用いるのがコツのようです。
一番よく使うのはローズマリー。それからタイムやオレガノといったところでしょうか。
鶏のもも肉に塩コショウ、ガーリックをふってオリーブオイルをかけ、摘んだハーブと一緒に天板にのせてオーブンで焼くだけでハーブの香りが利いた簡単ローストチキンが出来上がります。(出来ればハーブとオリーブ油に漬けて冷蔵庫で一晩ねかせるとより美味しくいただけます)
ハーブはメニューとそのときの気分によって、1種類だけでもいろいろ組み合わせても楽しめるのがいいですね。
バジルやパセリ、ミントなどは生のまま、使うことが多いですが、まだまだバリエーションは少ないので、これからもっと利用法を探ってみたいと思っています。



No.198
2004/05/13(Thu)
ゆば豆腐

この前、珍しいお豆腐を見つけました。名前は「ゆば豆腐」。
パッケージの説明を見たところ、豆乳に角切りのゆばを混ぜ、その後にがりを加えて固めたというちょっと贅沢なもの。
美味しそうだったので早速買って、翌日朝食の時に冷や奴でいただきました。
切ってみると、おぼろ豆腐のようなやや柔らかめの絹ごしに2センチ角くらいのゆばがところどころにちりばめられています。
豆腐そのものもなめらかで美味しいのですが、ゆばの入っているところを食べるとしっかりとした歯ごたえが感じられて、ただのお豆腐では味わえない食感がとても気に入りました。
ゆばを噛みながら味わうせいか、豆腐のおいしさも十分堪能できる組み合わせでした。



No.199
2004/05/14(Fri)
おからの用途

今週の水曜日に友達とランチを食べたお店で、ミニサラダが付いてきました。
見た目が白っぽく、柔らかめのポテトサラダかな?と思ったら、実はおからのサラダ。
おからと玉ネギの薄切りをマヨネーズで和えてあり、味もまるでポテトサラダのようでした。
ひょっとしたらマッシュポテトも少し混ぜてあったのかもしれません。
おから独特の舌触りがなかなか面白かったので、そのうち自分でも作ってみようと考えています。
割と最近まで、おからを料理に使うことはあまり多くありませんでした。でもこのサラダを食べてみて、ハンバーグや肉だんごのつなぎ、あるいはお菓子などにも、もっと使える素材なのではと改めて思ったひとときでした。



No.200
2004/05/15(Sat)
アールグレイの紅茶

アールグレイ紅茶の香りを初めて嗅いだのは高校生の頃だったでしょうか。
柑橘系の香水のような、爽やかでちょっと大人っぽい香りがとても気に入って、お茶を飲んだあとの茶殻の香りまでクンクン嗅いでいたような憶えがあります。(笑)
フレーバーティーの中でも特に伝統があり、知名度も高いのがやはりアールグレイなのかなと思いますし、多くの人に根強い人気がありますね。
レピシエではアールグレイの香りの紅茶だけで6種類もあり、それぞれストレートで美味しいもの、ミルクティーに合うもの、アイスにふさわしいものなど少しずつ個性が違っているものを集めているようです。
その中でも茶葉の細かいもの(703ブレックファーストアールグレイ)は香りだけでなく色も濃く出るのが嬉しいブレンド。
紅茶のお菓子を作るときにも愛用しています。



No.201
2004/05/16(Sun)
甘〜い香りの紅茶

バナナのフレーバーティー(レピシエの801です)を濃いめに煮出して、ミルクティーゼリーを作ってみました。
プレーンな紅茶を使ったミルクティーゼリーとはひと味違った、甘い香りの美味しいデザートになって大満足です。
バナナティー、それから811やしの実(ココナッツ)や827チョコミントなどのフレーバーティーは、甘い香りがとても強いため好みが分かれるようです。
実は私もお茶としていただくことはあまり多くありませんが、これらはどれもミルクティーにすると美味しいと言われているので、ミルクをたっぷり使った冷菓にしたり、焼き菓子に使ったりしています。
そうすることで各々の香りの個性が意外なほど活かされるのですね。
ちょっとした思いつきですが、出来上がったお菓子の味と香りを確かめるときのワクワクした気分も楽しめます。



No.202
2004/05/17(Mon)
我が家のミキサー

結婚してからずっと使っているジューサーミキサーがあります。ジューサーは程々の使用頻度ですが、ミキサーは大活躍。
先日、いつものようにクリームスープを作っている途中、煮込んだ野菜汁をミキサーにかけてなめらかにしていました。
中身を鍋に戻してから、ミキサーのガラスの部分を洗おうとしてうっかりシンクに落としてしまいました。
分厚くて重いガラスだから丈夫なものだろうという意識から、よく見ずにそのまま洗っていたら・・・痛いっ!・・・なんと、先程の落とした衝撃で大きくヒビが入り、パックリと割れてしまっていたのです。
気が付くのが遅く、私は右手の手の平に切り傷を作ってしまいました。(T_T)(お陰様でもう治りかけてますがその時は痛かったです)
15年以上も使っているミキサーですから、やはり愛着があって、割れたガラスを古新聞で包みながらもちょっぴり切ない
ような気持ちになりました。
本体もかなり古びてくたびれてきたので買い替えもチラリと考えましたが、悩んだあげく結局電気屋さんで割れたガラスの部分だけを取り寄せしてもらうことにしました。
ケーキ作りに欠かせない、我が家のハンドミキサーは私が高校生の時にお小遣いで買ったもの。
それに比べれば、今回のミキサーはまだまだ長く働いてくれそうな気がしています。



No.203
2004/05/18(Tue)
金時豆

金時豆が好きで、時々煮豆にして食べています。
煮小豆も美味しいのですが、やはり小豆は粒あんにすることが多く、いわゆる煮豆にするのは圧倒的にいつも金時豆。
小豆より粒が大きくて食べ応えがあって、ちょっとしたお茶請けにも喜ばれたりします。
母も、家族の誕生日には決まってお赤飯を炊いてくれたのですが、豆好きの私は小豆ではなく金時豆で炊いたお赤飯をリクエストすることもありました。
小豆のお赤飯より若干、色は薄くなりますが、ご飯の中に混じったホクホクの大粒金時豆はとても美味しいものです。
5月、6月と家族の誕生日が続くので、今年は久しぶりに金時豆でお赤飯を炊いてみようかな、と考えています。
金時豆のお赤飯


No.204
2004/05/19(Wed)
くだものの絵本

「くだもの」(福音館書店刊)という絵本があります。りんご、桃など、くだものの絵が1ページに1種ずつ白の背景で描かれています。
ページをめくると、それらの皮をむいたり、カットしたりしてスグ食べられる状態にした絵が載っています。
そして「さあ、どうぞ」というセリフだけがその度に繰り返されているという、とても単純な内容です。
子どもがまだ赤ちゃんだった頃、この絵本が大のお気に入りでした。
透明感のあるくだものの絵はとってもリアル!
本当にみずみずしくまるで本物のように描かれているので、「さあ、どうぞ」と読み上げると、子どもはつい、本のページに舌を直接つけてしまうこともたびたびでした。
1981年初版ですが、人気のある定番の絵本として、版を重ねているようです。
この本の影響もあってか、我が家の子ども達は今でもくだものが大好物です。



No.205
2004/05/20(Thu)
春のポタージュ

春はクリームスープ(ポタージュ)にすると美味しい野菜がたくさんあります。
この春もグリンピース、アスパラ、新ごぼう、にんじんなど、いろんな野菜で作りました。
特にグリンピースは若草色が美しく、フレッシュな豆の風味となめらかさが好きで、とても気に入っているスープです。
毎年春になり店先にグリンピースを見かけるようになると、まずは定番の豆ご飯が思い浮かびますが、その次にクリームスープを作らなくちゃ!という気になります。
生のグリンピースは今の季節しか味わうことが出来ませんが、ミキサーにかけたピュレを冷凍しておき、いただく時には解凍して牛乳で溶きのばせば、いつでも美味しいグリンピースのスープが楽しめて便利です。



No.206
2004/05/21(Fri)
スープの絵本

スープの話を書いていて、久しぶりに思い出した絵本があります。
題名が「おなべおなべにえたかな?」(こいでやすこ作 福音館書店刊)という本。
うろおぼえなのですがあらすじは、・・・キツネの女の子(きっこちゃん)が友達のイタチ2匹と一緒に、おばさんに頼まれてスープつくりの番をしていました。
何度も味見を繰り返すうちに鍋の底が見えてくるようになるまで食べてしまって慌てます。
再び美味しいスープを3人で協力して、工夫もしながら(仕上げに加えるのはなんと春のたんぽぽ!)一生懸命に作り直します。
おばさんが用を終えて帰ってきて、その出来上がりをほめたたえ、感心してくれる・・・ざっとこんな感じのストーリーだったでしょうか。
絵本からスープの美味しそうな香りや、暖かい春の風が本当に漂ってきそうな、ほのぼのと心温まる大好きな一冊です。
子どもが幼い頃に私自身がとても気に入って、何度も何度もおなかを鳴らしながら読んだものです。
スープを作る前にもう一度読み直してみたくなりました。



No.207
2004/05/22(Sat)
納豆春巻き

納豆を使った春巻きを作りたくなって、お店で材料を探していました。
納豆の他にはどんな具材が合うかなぁと売場を歩きながら考えていたら、お餅が目に入りました。
納豆とお餅の相性がいいのを思い出し、混ぜてみることに決めました。お餅は角切りにして、他には豚の挽肉、ネギ、紫蘇、白ごまなどを混ぜて春巻きの具の出来上がり。
やや高めの温度で揚げ、揚げたてを早速いただくと、カリッと香ばしく中から納豆が絡んだお餅があらわれます。
辛子醤油がよく合う、ちょっぴりスナック風の美味しい春巻きになりました。

納豆とお餅入りの春巻き


No.208
2004/05/23(Sun)
鰹節

だしをとるときには大抵鰹節と決めています。
と言っても、普通の花鰹ではなく、我が家では鰹の荒削りを長年愛用し続けています。
扱いやすい上に、花鰹を使ったときよりも色も味もずっと濃く出るのが気に入り、長年こればかりを選んで使っています。
私が子どもの頃には、ブロックの鰹節を専用の削り器で削っていました。
鰹節削りの仕事をよく母に言い付けられては、食卓の椅子に座ってシャーカシャーカと半分遊びのようにして、削っていたものです。
鰹節にはその名の通り‘節(ふし)’があり、節に逆らって削ると削り節は粉々状態、きれいな花鰹になってくれません。
毎回、そんなコツを見つけてみたり、削り立てならではの‘ほの甘い’鰹節を味見するのも子どもの私には楽しみなことだったのだろうと思います。
愛用の荒削りは製品として削った状態で売られているものを使っていますが、出来ればそんな子どもの頃の経験を自分の子どもにもさせてやりたいと思っています。
いろいろとお店を回って削り器を探した時もありましたが、なぜだか昔のものに比べて箱のサイズがだいぶ大きいのです。
無論、値段も随分高価です。
家庭用ではなく料亭用のものしかもうないのでしょうか。
狭い我が家のキッチンにはちょっと大げさなくらいの削り器には、結局手が出ませんでした。
が、今もまだ削り器への未練は十分残っているので、いつか手に入れたいと思っています。



No.210
2004/05/24(Mon)
夏みかんジャムのパウンドケーキ

夏みかんのジャムを友達からいただきました。彼女のお手製ジャムは甘さもグッと控えめで、夏みかんのほろ苦さがとっても爽やかに感じられます。そんな味わいが今の季節によく合っているな、と思います。
これを今日はパウンドケーキの中にたっぷり、焼き込んでみました。焼き上がったケーキを冷ましてからカットすると、夏みかんの黄色いピールがところどころに顔をのぞかせて、見た目にも可愛い感じです。このケーキは香りもよく、紅茶との相性もピッタリです。シンプルなストレートティーがより一層美味しく感じられました。
甘夏ジャム入りのパウンドケーキ


No.212
2004/05/25(Tue)
ドライトマト

イタリアンの素材にドライトマトというものがあります。
ドライトマトをオリーブオイルに漬け込んだ前菜をイタリアンレストランで味わったのが、口にした初めての機会でした。
ギュッと凝縮されたトマトの酸味と甘みは驚きでした。
みずみずしい生のトマトとは全く違うもののようで、丁度、生のシャキシャキした大根と切り干し大根との味の違いを思い起こさせるような感じだと思います。
ドライトマトはミニトマトを使えば意外に簡単に作ることが出来ます。
オーブンを110度に予熱して、天板の上にオーブンシートを敷いてオリーブオイルを薄く塗り、そこへ横半分に切ったミニトマト切り口を上にして並べ、そのまま1時間〜1時間半くらい焼きます。
焼き上がった後は風通しのいいところで3〜4時間乾かして出来上がり。
多少時間はかかりますが、ミニトマトの味の濃さにあらためて感激するほどの美味しい半生ドライトマトが味わえます。
そのままつまんでおやつにしてもいいですし、サラダのトッピングやパスタの具にしても真っ赤な色と濃いトマトの旨味が食卓に花を添えてくれます。
ビフカツ セミドライトマト添え


No.213
2004/05/26(Wed)
梅仕事

早いもので、もうお店に新物の梅が出回る季節となりました。
梅というと何となく6月というイメージが強かったのですが、最近は気温が高いせいか栽培技術の変化のためか、5月のうちに青梅が店頭に並ぶのを当たり前のように見るようになりました。
毎年必ず作っているのが、青梅を使った梅シロップと、熟した梅での定番、梅干しです。
梅シロップは夏の元気ドリンクとして我が家に欠かせません。
もちろん、梅干しも毎日の食卓になくてはならないものです。
この時季になると「今年は何キロ分のシロップ、梅干しを漬けようかな〜。小梅はどうしようか?」などと考えてはワクワク出来る反面、梅の作業に追われる自分を想像すると、ただそれだけで慌ただしい気分が湧きあがってきます。
昔からの言い伝えで申年の梅は縁起がいいと言われていますね。
申年である今年の梅仕事も、順調にはかどるように準備していきたいと思っています。



No.214
2004/05/27(Thu)
そば茶

先日、友達から面白い話を聞きました。
しばらく前のある時期、彼女は子どもの水筒にそば茶を入れて学校へ持たせていたそうです。
ある日、友達が水筒を忘れたのでそれを飲ませてあげたところ、「このお茶はなんだ〜?クッキーのにおいがするよ!」とびっくりされ、家でおかあさんにもクッキーのにおいのお茶の話をしていたようです。
後日、その方から「お宅のお茶はなにか特別なものなの?」と聞かれたのですが、それが実はそば茶だったことがわかって笑い合ったということでした。
そう言われてみれば、お蕎麦屋さんなどでいただく温かいそば茶の香ばしく甘い飲み口は、甘さを抑えた焼き菓子とも共通する香りかもしれないな、と思いました。
我が家では年中冷たいお茶には麦茶を用意していますが、たまにはそば茶を冷たくして飲むのもよさそうです。



No.215
2004/05/28(Fri)
丹波のトマト

私の家の近くでは、毎週、軽トラックに新鮮な野菜や果物をたくさん積んで、丹波から八百屋さんが売りに来てくれます。
この季節になると楽しみなのが、とびきり美味しい真っ赤なトマト。
まだハウス栽培もののようですが、近所のスーパーでは手に入らないような、甘さと酸味のバランスがとれ、なおかつ味の濃い、本当に美味しいトマトなのです。
先日この八百屋さんが今年初めてのトマトを積んできてくれました。
ただ、はしりのものだからか、まだ色があまり赤くなく完熟にはほど遠いような色合いでした。
ところが八百屋のおじさんが言うには「そのまま置いておくと2,3日で赤くなるよ」とのこと。(追熟って言うそうですね)
早く今年のトマトを味わいたかった私は、おじさんに言われた通り、竹ざるにのせたトマトをベランダの陽にあたるところへ置いておきました。
すると、なんと、たった1日でトマトがみるみる赤くなってくれました。
まるで生き物のように変化を見せてくれたトマトは、いつものように甘くて美味しく、あっという間に皿の上からなくなってしまいました。
今年もしばらくの間、いろんな形で食卓をにぎわせてくれそうで楽しみです。

いかとトマトのマリネサラダ


No.216
2004/05/29(Sat)
豆鼓

中華料理の食材に「豆鼓(ドウチ)」というものがあります。
蒸した大豆に糀と塩を混ぜて、発酵〜乾燥させたもので、これを調味料のように料理に使うことで八丁味噌にも似た、独特の深い味とコクが出ます。
『大徳寺納豆』というのも同じ系統の食材のようですね。
もう随分前ですが横浜中華街に行って食事をした時に「黒豆と肉と野菜の炒め物」というようなメニューを見つけました。
豆好きの私たちは「丹波の黒豆」のようないわゆる普通の黒豆をイメージしてオーダーしてみました。ところが運ばれてきたものは、確かに肉と野菜の炒めものでしたが、想像していた黒豆の姿はどこにも見当たりません。
その代わり、あんかけの中に黒い小さなツブツブが混ざってからまっていました。
中華料理では黒豆というと豆鼓のことを指しているのだと、この時に初めて知りました。
予想していたものと違ってはいましたが、このとき以来、夫とともにすっかり豆鼓のファンになってしまいました。
豆鼓は肉や魚介類にもよく合う味なので、もっと上手に使いこなしていきたいと思っています。
豚肉の豆鼓蒸し


No.217
2004/05/30(Sun)
鶏の手羽中

鶏の手羽中をよく使っています。チキンスペアリブという名称でも骨付きで売られていて、旨味が強くて食べやすい部位です。
塩コショウ、他にガーリックやハーブなどのスパイス類を利かせてオーブンで焼くだけで、あっという間に美味しいローストチ
キンが出来上がります。
我が家ではシンプルな塩味が一番評判がいいのですが、もちろん、醤油味で煮てもいいですし、小麦粉や片栗粉をはたいて唐揚げにしても美味しくいただけます。
どちらにしても骨付きのお肉がお弁当に入っていると満足度が高いようですね。
いつも冷凍庫に手羽中をストックしておくと、朝の短い時間で調理しておかずにできるので便利です。



No.218
2004/05/31(Mon)
食の言葉の違い

新聞の休日版で面白い記事を見つけました。
地方出身の数千人に「東京で驚いた身近な食べ物」をアンケートで質問して集計した結果のベスト10というものです。
(日経プラス1の何でもランキング)
1位は「そばのおつゆが黒い」2位が「もんじゃ焼きを初めて見た」・・などと続き、10位には「和菓子屋でいなり寿司を売っている」というものでした。私が生まれ育った東北地方では、関東からの影響も受けているせいか、今回のランキングにそれほど違和感を感じるものはありませんでした。
そんな私も結婚して初めて関西(京都)に住んだ時の食文化の違いにはかなり驚かされたものです。
長ネギを買いに市場に行き「ネギ下さい」といって手渡されたのが青ネギだったというのもそのひとつ。
関西では「白ネギ」って言わないと伝わらないということに気が付いたのはその時です。
なかなかそうした言葉と感覚の違いになじめなかったことも、今では懐かしい思い出になっています。