2004/03



No.122
2004/03/01(Mon)
今年初めての風邪

久しぶりに風邪をひいてしまいました。今回の風邪の症状は鼻や咳、のどの痛みなどからではなく、異常なくらいの肩の重たい痛みから始まりました。いわゆる関節痛というものだったのかもしれません。
その後全身がだるくなり、寒気がして熱が出てきて・・それでも一晩眠ったら熱も下がり、ほぼ回復してホッとしています。
辛い症状も半日だけで済んで嬉しい反面、今回の風邪では食欲が殆ど衰えなかったのがダイエットのためにはちょっぴり残念でした。(笑)
でも、食欲は健康のバロメーターとも言いますし、毎食キチンとバランスよく食べることで、家族ともども健康でいられるのが何よりですね。



No.123
2004/03/02(Tue)
桜餅

今日は今年はじめて桜餅を作りました。
桜餅は誰にでも好まれる和菓子だと思います。
クレープのような皮でこしあんを包んだ桜餅と、道明寺粉を蒸してこしあんを包んだ桜餅、どちらも大好きで毎年必ず両方作っています。皮で包んだ方が関東風で、道明寺の方が関西風だということは、最近はご存じの方も多いようですね。
今回は関東風で。桜餅には塩漬けの桜葉が欠かせませんが、使えるのは「大島桜」という品種に限られているそうです。柔らかく、葉ごと食べられるのが特徴で、お花見でよく目にする「ソメイヨシノ」などではないとのこと。
あんを皮で包んだだけでも和菓子として十分食べられますが、桜の葉で包まれると初めて桜餅に変身して、あの桜独特の「和」のアロマ(芳香)で部屋中を満たしてくれます。桜餅は目と香りでいただく和菓子と言えるかもしれません。
こんなところにも、昔の人の素晴らしい知恵を感じます。



No.124
2004/03/03(Wed)
はまぐりの潮汁

毎年桃の節句には、ちらし寿司と「はまぐりの潮汁」を作っています。はまぐりの名前は「浜で採れる栗のような形の貝」だから、という説もあるそうで、面白い目の付けどころだなぁと思います。
はまぐりを桃の節句にいただくといういわれは少しロマンチックですね。一対の貝が相対していて他のものとは合わないことから、子どもが将来かけがえのない伴侶と巡り会って幸せになれますように、という願いがこめられているそうです。
料理しながらはまぐりを改めて眺めていると、人間の姿や顔がそれぞれ違うようにひとつひとつの模様の差がハッキリと違うことに感心します。「世界にひとつだけのはまぐり(花)〜♪」なんていうフレーズがつい頭に浮かんでしまいます。(笑)
 青みには木の芽やアサツキ、ミツバなどを浮かべますが、さらに吸い口にコショウを是非ひとふり加えてみて下さい。(白コショウです)
これは、まだ結婚前に夫と行った京都のお寿司屋さんで覚えたわざで、貝類の臭みが消されてひときわ香り豊かにいただくことが出来ます。はまぐりに限らず、アサリや鯛のあらなど、どんな潮汁にも応用できます。(お子さん向けにはコショウは控えめにして下さいね)



No.125
2004/03/04(Thu)
菜の花の即席漬け

桃の節句も過ぎて、野菜売り場で菜の花が目立つようになりました。この時季、菜の花の即席漬けはいかがでしょうか。とても簡単に春の香りを楽しむことが出来ます。
菜の花は硬い茎の部分のみ切り落とし、熱湯でサッと塩茹でしてザルにあげておきます。余熱でも火が通るので、その分を見越して茹ですぎないように。
次に調味液を作ります。菜の花1わに対して塩小さじ半分、酒大さじ2を器にとり、塩をよく溶かします。昆布茶があれば、少し加えてみるのもいいですね。
茹でておいた菜の花をバットに並べ、調味液を全体にかけたら、その上にだし昆布(5センチ角くらいのもの)をのせて上から軽く重しをのせます。特別な重しがなくても、タッパー容器に水を入れたもので十分代用できます。重しのかけ具合にもよりますが、大体1〜2時間後くらいから食べられます。
本物の春は少しずつしか近づいて来ませんが、このお漬物があれば食卓はすぐに春になりますね。



No.126
2004/03/05(Fri)
京都の雲母(きらら)漬け

高校の卒業旅行で、友達と一緒に京都へ行きました。その前に修学旅行でも京都に行ってましたが、団体行動ではあっと言う間に通り過ぎてしまった町並みをゆっくり歩いてみたいという思いからでした。
その頃から食いしん坊だった私は、ガイドブックで美味しそうなおみやげを売っているお店をチェック、チェック。いくつかメモした中から実際に足を運んだお店のひとつに「穂野出」という漬物屋さんがありました。お店は洛北にあり、店構えは趣のある民家のよう。「雲母(きらら)漬け」という小ナスを白糀味噌に漬けたものが名物です。かなりの老舗のようでしたが、ちゃんと試食させてくれるコーナーもありました。ちょっと甘めで滋味深い味が京都らしい感じがして、おみやげにいくつか買って帰った思い出があります。

結婚後、縁あってたまたま京都に住んだことがあり、また今も時々遊びに出掛けていますが、あのお店の近くを通るたびに二十歳前頃の自分を思い出してたまらなく懐かしい気持ちになります。

(ちなみにネットで検索してみましたら、いまだに穂野出はあの時のまま、支店も出さず地方発送もしないという昔ながらのやり方を守ってお店を続けておられるようです。)
http://www.jalan.net/kanko/SPT_162465.html



No.127
2004/03/06(Sat)
花けずりこんぶ

「花けずりこんぶ」という商品を見つけました。乾物の肉厚の昆布を、花鰹のように薄く細かく削ったもので、花鰹とすっかり同じ使い道で使える便利なものです。
おひたしのような和え物や、うどんなどの麺類にも合いますし、そのままつまんで食べても「おしゃぶり昆布」のように純粋な昆布の味が楽しめます。
いろんなものに気軽に昆布の風味づけが出来て便利です。使い慣れると、今までどうやっていたのか不思議なくらいです。



No.128
2004/03/07(Sun)
「GABAN」社の手作りカレー粉

「GABAN」社の手作りカレー粉を愛用しはじめてからもう長いことになります。
これは個包装された20種類のスパイスを取り合わせたキットになっています。使うときは1種類ずつ封を開けてボウルに入れて混ぜていくのですが、スパイスひとつずつの香りを確かめながら開けていくのはまるで調香師にでもなった気分で、とても楽しいものです。
ひとくちにスパイスといっても、色も香りも本当に様々。封を開けたとたんに鼻がツンとするものや甘く香るもの、カレー独特の色づけにかかせないスパイスなど、個性の違いが感じられます。20種類が全て合わさるとバランスのいい薫り高いカレー粉が出来上がる・・という面白いキットです。これを商品にした人はすごいなぁと感心してしまいます。
辛みの苦手な人向きには、20種類のうち「カエンペッパー」という辛みのスパイスだけを取り除いて作ると、辛さを気にすることなくいろんなメニューに気軽にカレーの風味を付けることが出来て、とても便利です。






No.129
2004/03/08(Mon)
油の種類

最近、手作りのせっけんがマイ・ブームです。手作りのシンプルなせっけんは水と油とアルカリ(苛性ソーダ)だけで出来てしまいます。こう書いてしまうととても単純な印象ですが、実は原料として使う油だけでも、お店で手に入るだけでもたくさんの種類があることに気づかされました。
普段私がキッチンで使う油はサラダ油と呼ばれるコーン油や菜種油、大豆油など。それから炒ってないゴマを絞った無色透明のものと、炒ったゴマを絞った香りあるごま油。あとはオリーブオイルとラードくらいでしょうか。
せっけん作りを始めたのをきっかけに、食用油でもスイートアーモンド油やマカデミアナッツ油、アボガド油、ココナッツ油など、名前を聞いただけで美味しそうな油の存在を改めて知りました。普通のサラダオイルやオリーブ油などと比べて需要が少ない分やや高価なのが残念ですが、たまには生でいただくドレッシングなどに、素材だけではなくちょっと変わった油で少し贅沢してみるのも楽しそうです。



No.130
2004/03/09(Tue)
人に淹れてもらうお茶

人に淹れてもらうお茶というのはどうしてこんなに美味しく、心をホッとさせてくれるのかな・・と感じることがあります。
同じ茶葉でも「ハイ、どうぞ。」と相手に淹れてもらうものと、自分で淹れて飲んだときとはひと味もふた味も違うような気がすることもあるのですが、反対に「私が淹れたお茶は美味しい」といつも言ってくれる友達もいます。
その人のために、と心を込めて淹れたお茶はきっと特別で、そんな気持ちがお茶にも自然に含まれるのかもしれません。

月末にお引っ越しを控えているお友達が、明日はうちに来てくれることになっています。今までたくさんお世話になった感謝の気持ちをいっぱい込めて、美味しくお茶を淹れてあげたいと思っています。



No.131
2004/03/10(Wed)
ミントの日

今朝、はじめて知りました。今日は3月10日の語呂合わせで「ミントの日」なんだそうです。
ミントの葉は、紅茶などにブレンドしてハーブティーとして飲んでも美味しいですし、デザートやケーキ類のワンポイントととしても大切な彩りを添えてくれたりと、とても重宝します。
ミントの種類は大変多く、すぐ思い浮かぶだけでもペパーミント、スペアミント、他にもアップル、パイナップル、オーデコロン、キャット、バナナ、オレンジ・・など本当にたくさんの種類があります。葉の形や色合いも少しずつ違い、名前から香りを想像したりするのも使う楽しみを広げてくれます。
またミントはハーブの中でも特に丈夫な植物としてもよく知られていますね。我が家のベランダでも、冬の寒さで枯れ、根の部分までもうダメになってしまったのかな・・とあきらめかけていると、春になって再び芽吹いてきたのを今までにも何度か見ることが出来ました。今年も1種類が早くもその兆しを見せてくれていて、ホッとするような嬉しさがあります。この春には何種類かミントを増やして、いろんな使い方を楽しみたいと思いをめぐらせています。



No.133
2004/03/11(Thu)
砂肝

結婚するまで食べる機会がなかった食べ物はいくつかありますが、砂肝もその一つでした。馴染みがなかったので、初めて食べるときにはちょっぴり不思議な形に緊張してしまったものですが、あの独特のコリコリとした歯ごたえには一度で虜になってし
まいました。
私が好きで時々作るのは「砂肝の南蛮漬け」です。砂肝は意外に火が通りにくいので、薄目に切ってから素揚げにしています。よく油を切って熱いうちに調味酢(酢と醤油と少々の塩と砂糖)に漬けこみます。長ネギ、または玉ネギも薄く刻み、砂肝と一緒に数時間漬けてからいただくと、まさに美味しい健康食とよぶのがぴったりの味わいだと思います。



No.134
2004/03/12(Fri)
水菜を生で。

ドレッシングのCMで取り上げられた影響もあるのでしょうか、最近は水菜を生のままサラダで食べるのが流行っているようです。
レストランのミニサラダやサラダバーなどでも、レタスやトマトなどと一緒に生の水菜が加えられていますし、先日はコンビニで『水菜とじゃこのサラダ』が売られているのを見かけました。
今までは筋張ったものも多く、鍋物や煮浸しなどどちらかというと使い道が限られた野菜でしたが、最近出回っている葉の柔らかいものを選び生でいただくとシャキシャキと歯ごたえよく、かすかな甘さも感じます。美味しい発見でした。
『この野菜はあの料理』という先入観を疑って、時には冒険してみるのも、美味しいものを楽しむためにはいいのかもしれません。



No.135
2004/03/13(Sat)
シンプルな道具

我が家でずっと使っている中華鍋は鉄製の片手の北京鍋。適度な深さと大きさが気に入り、もう15年以上も使っているものです。そろそろ裏底の部分の焦げが気になるようになってしまい、1〜2年前から買い換えも考えているのですが、今のものを長年使っているだけに愛着があり、なかなか思い切れずにいるのが実情です。
この北京鍋と同じだけの年月、使い続けているものは他にもあります。
スパゲッティや葉物を茹でるのに使っているアルミの茹で鍋や、シフォンケーキやパウンド型ほかいつくかありますが、どれにも共通して言えることはいずれのものもシンプルな形で使いやすいこと。今さらながらシンプルであることの大切さをそんなもの達から教えられているような気がします。



No.136
2004/03/14(Sun)
パプリカのマリネ

パプリカは、いろいろなところで見かけるようになりました。カラーピーマンと言う名前で売られていることもありますね。普通のピーマンよりかなり大ぶりで、苦味はなく反対に甘さの強い野菜です。鮮やかでカラフルな色は売り場でもよく目立ち、絵本で見たような外国の市場を思い起こさせてくれます。
パプリカは普通のピーマンと同じようにも使えますし、食卓が明るくなります。
我が家の家族が一番好きでよく作るのは焼きマリネ。オーブントースタか焼き網でパプリカを焼き茄子の要領で素焼きしてから、水にとって薄皮をきれいに剥きます。
水気を切って手で適当に割いたらバットにのせ、塩コショウ少々、ニンニクの薄切り、レモン汁適量、エキストラバージンオリーブオイルをたっぷりかけて、1時間以上浸けます。保存は冷蔵庫で1〜2日。このままサラダ代わりにたっぷりいただくのもいいですし、お料理の付け合わせにもピッタリの便利なマリネです。



No.137
2004/03/15(Mon)
料理書の専門店

大阪の難波駅にほど近いにぎやかなアーケード街に、間口の狭いこぢんまりとした一軒の本屋さんがあります。近くには東京の有名な「合羽橋」と並ぶ品ぞろえと言われる「道具屋筋」があるという場所柄か、普通の雑誌が少し並んでいる他は、殆どが「食」に関する本のみという珍しい書店です。
たくさんのレシピ本の他にもイタリア料理や韓国料理、パンやデザートといった料理のジャンルごとの専門書から栄養学に関する本まで、たくさんの本が溢れています。
この店に入ると美しい写真を眺めたり、美味しいエッセイに触れてほのぼのしたりと、時の経つのを忘れて夢中になってしまいます。お気に入りの何冊かを選んで買うこともありますし、立ち読みだけでその日作るメニューのヒントをもらえたりと、私にとってとても貴重で魅力のある「美味しいお店」です。



No.138
2004/03/16(Tue)
ホタテご飯

春はホタテやホッキといった貝類が旬を迎える季節でもありますね。今日は生のホタテがいつものお店でお買い得だったので、ホタテご飯を作りました。
昆布だしに薄口醤油と酒、塩を加えて調味して炊飯器に入れ、ご飯を普通に炊きます。蒸らす前にいったん炊飯器のフタを開け、生食用のホタテ貝柱をコロコロの角切りにしておいたものをのせます。再びフタを閉めて蒸らし、あとは全体を混ぜたら出来上がり。
ホタテは蒸らしすぎると硬くなるので蒸らし時間は10分以内に。蒸らし上がったら青じその細切りを混ぜたり、茹でた菜の花を添えたりはお好みで。ミツバやセリを刻んだものや、もみ海苔などを散らしても美味しくいただけます。
簡単に出来る春のご飯ものとして、リゾット同様おすすめです。




No.139
2004/03/17(Wed)
ショウガご飯

ショウガは体を温め発汗作用をうながしたりと、薬効のある野菜としてよく知られています。薬味などお料理の脇役というか、素材の引き立て役として使われることがほとんどですが、ショウガだけを具に使った炊き込みご飯もさっぱりとして美味しいものです。
もともとは京都に住んでいる頃、夫と行った湯豆腐屋さんのランチで初めていただきました。メニューはメインの湯豆腐と精進揚げ、そしてホカホカ炊きたてのショウガご飯とお漬物とお味噌汁、といったシンプルなものだったかと思います。
ショウガの爽やかな香りがご飯とよく合い、他の料理の味も引き立ててくれるような美味しさです。気に入ったので自分でも何度か作りました。ご飯を炊く際に水の代わりに好みのだし(昆布でも鰹節でも)に塩と酒、ちょっとの薄口醤油、そしてみじん切りにしたショウガをたっぷり混ぜて炊くだけです。食べた時にショウガの辛みを感じすぎないよう、特に細かくみじん切りにするよう心掛けています。



No.140
2004/03/18(Thu)
木綿豆腐と絹ごし豆腐

豆腐は、とても身近な食材です。我が家でも、ほぼ毎日のように食卓に登場しています。木綿豆腐と絹ごし豆腐がありますが、私が普段よく使うのはどちらかといえば絹ごしの方。
そのまま冷や奴や湯豆腐で頂くにしても、お味噌汁などの具にするにしても、口当たりがいいのとのど越しのよさから、ついつい絹ごしを手に取ることが多くなってしまいます。でも、いろんな料理に応用が利くのは木綿豆腐の方。絹ごしに比べて水分が少なく硬い分、炒めものや煮物にも崩れにくくて扱いやすいのがいいですね。
よく水切りしたものを肉だんごやハンバーグのタネに加えたり、少々変わったところでは味噌漬けやそのまま天ぷらやカレーの具にするというやり方もあります。まさにヘルシーで栄養抜群の万能選手と言えそうです。



No.141
2004/03/19(Fri)
穴子丼

今日は久しぶりに京都の錦市場に行って来ました。つい先日友達から『穴子の美味しいお店があるよ』と教えてもらっていたので、是非そこにも寄ってみたかったのです。
そのお店は穴子の専門店で、思ったよりこぢんまりとしていました。扱っているのは焼き穴子と、それを使った巻きずし・ちらし寿司だけというシンプルさ。
早速焼き穴子を買って帰り、今夜は穴子丼にしてみました。炊きたてのご飯を丼に盛り、錦糸卵ともみ海苔をまんべんなく散らし、その上に焙った穴子をのせてタレをかけます。
この穴子はふっくらして柔らかい上に、おそらく炭火で焼いてあるせいでしょう、大変香りもよくとても上品な味でした。
持つべきものは「美味しいもの好きなお友達」、でしょうか。
さすがの情報に、彼女の優しい笑顔を思いながら感謝しつついただきました。



No.142
2004/03/20(Sat)
揚げ出し豆腐

揚げ出し豆腐を好きな人は多いと思いますが、アツアツの揚げたてはほんとうに美味しいものです。
揚げたてを器にのせて、周りにだしを張って薬味を添えていただくのが定番ですが、あっさりと生醤油でいただくのもいいですね。
豆腐にまぶす粉は、小麦粉や片栗粉の他に上新粉を使うのもおすすめ。パリッとした食感になるので、お好きな方は是非試してみてはいかがでしょう。
また、少しだけ手間をかけて自分の好みの衣を作ると、面白い味の変化が楽しめます。粉に混ぜるのは、青海苔、いりごま、かつお粉や桜エビを細かく刻んだものなどいろいろ。何色かを盛り合わせてもきれいで、おもてなしにも向く一品になります。



No.143
2004/03/21(Sun)
塩納豆

山形の庄内地方に伝わる独特の食べ物に、塩納豆というものがあります。納豆に糀と細切りの昆布を混ぜ、それと塩で味付けしてあるものです。地元では昔からよく食べられていたもののようですが、私がこれを知ったのはほんの数年前のこと。以来、見かけると必ず買っています。
最近はメーカーの研究も進んで、納豆特有のニオイや粘りが軽減された商品が出回っていますが、私は納豆独特のクセが大好き。塩納豆は素朴な納豆そのものの味と香りがするので、とても気に入っています。



No.144
2004/03/22(Mon)
ティラミス

ティラミスが大ブームになったのはもう何年前だったでしょうか。今ではもうすっかり定番ですね。
先日もイタリアンのお店に大勢の友達とランチに行ったとき、殆どの人がデザートにティラミスをオーダーしていました。クリームチーズと生クリームのこってりした感じをコーヒーの苦味が引き締めて、食べ心地が柔らかく軽いのが人気の理由でしょうか。
イタリア語の『ティラミス』を直訳すると、『私を(天国に)引っ張り上げて!』(『ティラ』が引っ張るという意味、『ミ』は自分、『ス』は上になるそうです)。
その意味は「自分を上に引き上げてくれる(お菓子)」つまり「舞い上がっちゃうような美味しいもの」ということなのかもしれませんね。
それにしてもこれを知った時には、なんて可愛らしいネーミングだろうと感心してしまいました。



No.145
2004/03/23(Tue)
めかぶがイタリアンに

今日は久しぶりで、近所にあるお気に入りのイタリアンレストランに行ってきました。
このお店はパスタはもちろん、前菜とデザートがいつも美味しく、何度行ってもその度に新鮮な発見があるメニューで楽しませてくれます。
今回ハッとさせられたものは前菜で出てきた「めかぶのジュレ」。
他の前菜と一緒のお皿にティースプーンだけのって出てきたのを見ると、湯通ししためかぶをごくごく細かくペースト状に
刻んだものを1杯だけすくってありました。
「ひとくちでお召し上がり下さい」いうお店の方の言葉通り口に入れてびっくり。イタリアン風のドレッシング(おそらく・・ワインビネガーかバルサミコ酢がベース)でサッと和えてあり、めかぶの個性はそのままにとてもおしゃれな味がしました。
めかぶは好物なので、いつも鰹節をかけてお醤油かポン酢でいだだいていましたが、イタリアンの素材にも十分合うという、大きな発見を今回もさせてもらいました。



No.146
2004/03/24(Wed)
いちごのおやつ

露地物のいちごが旬を迎え、いろんな大きさや品種が店頭に並ぶようになりました。
フレッシュないちごの香りと甘酸っぱさ、そして可愛らしい赤色は、この季節のお菓子に欠かせませんね。
特別に手をかけなくても、例えば買ってきたヨーグルトやアイスクリームに添えたり、混ぜたり、ゼリーに入れたりするだけで立派なデザートになります。またパイシートを焼いたものを皿にのせ、ホイップクリームといちごを飾れば即席ミルフィーユにも。
電子レンジでチン♪しただけの簡単いちごソースをかければより美味しくいただけます。

【簡単いちごソース】
いちご(粗く刻む)80g  グラニュー糖大さじ2 レモン汁小さじ1を耐熱性のボウルに入れ、ラップをかけてレンジ強で約30秒加熱してから混ぜ、そのまま冷ます。



No.147
2004/03/25(Thu)
メープルシロップ

焼きたてのスコーンにはメープルシロップが欠かせません。はちみつやジャムをつけていだだくのももちろん美味しいのですが、やっぱり、メープルシロップとの相性が一番だと思っています。
純粋なメープルシロップは少し前までは高価なものでしたが、最近では需要が増えたためか、随分と買いやすくなりましたね。
シロップだけでなく、焼き菓子などにも使いやすいメープルシュガーもよく見かけるようになりました。
海外旅行に行く友達に頼んだり、海外通販で買ったりしたのも懐かしく思えます。
メープルシロップに夢中だったときには、シフォンケーキや冷菓などにも砂糖の代わりによく使っていました。砂糖と比べたらずっと高価なのは今も変わりありませんが、上品な甘みと香りがティータイムを格別なものにしてくれます。
精製した砂糖では失われているミネラル分などの栄養素が豊富なのも魅力です。手に入れやすくなった今は、もっといろいろな料理やお菓子に使ってみるのもいいかもしれませんね。



No.148
2004/03/26(Fri)
慌てて失敗・・のパン作り

今日は慌てていたせいか、パン生地にイーストを入れ忘れたまま、ホームベーカリーでの生地作りをしてしまいました。
いつもパンを焼くときには食べる時間をあらかじめ計算して作り始めていますが、おかげで今日は約1時間のロス。食事の時間がかえって遅くなってしまいました。
パン作りは発酵させている時や焼いている時の香ばしい香りが格別ですし、成形などもとても楽しい作業です。ただし、発酵や焼き時間はその性質上、どうしても短くなりにくい時間ですね。
料理研究家の村上祥子さんは最近、生地を電子レンジで発酵して時間を短縮させる・・というすごいことに成功し、話題になっています。しかし、一度に作れる分量が少なくなってしまうのがちょっと残念。やはりいまのところは、ゆっくり時間をかけてこそ、あの香ばしい香りを楽しむ贅沢が味わえるということな
のでしょうか。
それにしても分量のミスや入れ間違いのないよう、計量の時には忘れずに確認をしなければ・・と反省のひとときです。



No.150
2004/03/27(Sat)
三宮の「蛸の壺」

先日、久しぶりに神戸三宮にある「蛸の壺」に行ってきました。このお店では『卵焼き』と言う名前でいるいわゆる明石焼きを出していて、これがいちばんの名物で私も大好物です。居酒屋風ですが雰囲気のある内装で、その他にも美味しいお料理がたくさんいただけます。
結婚前、関西に住む前からずっと贔屓のお店で、神戸に行くとついつい足が向きます。
卵焼きの他にもいろんな蛸メニューが豊富で、蛸飯や蛸の
唐揚げ、他にもちょっとエスニック風な点心類など、どれも美味しそうなものばかり。
今回は卵焼きなどの他にも初めて『スープ餃子』をいただいたのですが、餃子の美味しさはもちろんスープの味もあっさりと美味しく、またひとつこのお店のお気に入りが増えました。



No.149
2004/03/28(Sun)
昆布茶

昆布茶が好きです。それも幼い頃から。昆布茶というと何となくお年寄りのものというイメージがありますが、どうしてなのでしょうね。
最近では紙コップの自動販売機でもコーヒーやジュースに混じって昆布茶が売られるようになっていますし、元々ファンの多い梅昆布茶や、辛みが美味しい唐辛子昆布茶、椎茸入りのものなどバラェティにも富んでいてそれぞれ人気があるようです。
また、お料理の隠し味として、常備しておくと重宝することもよく知られていますね。
カブや大根、きゅうりなどを適当に切って塩と昆布茶を振りかけ、重しをするだけで簡単な即席漬けの出来上がり。
レストランなどでは、和風パスタの味付けにもよく使われているようです。
他にもお吸い物や煮物、和え物にも手軽に昆布の風味付けが出来る昆布茶はとても便利です。地味な存在ながらも、偉い食品ですね。



No.151
2004/03/29(Mon)
お豆腐レストランの卯の花

先日、京都のお豆腐専門店が経営するレストランカフェに行って来ました。このお店のランチは大きめのプレートにいろんなおかずが少しずつのっていて、リーズナブルな値段でいろんなものが一度に味わえるのが魅力です。豆腐はもちろんのこと、湯葉や油揚げや納豆、他にも生麩やごま豆腐など、精進素材をふんだんに使っているのが専門店らしいところ。あまり凝り過ぎない、家庭的な雰囲気のあるメニューの盛り合わせになっています。
おからを使った、卯の花も必ず添えられています。実はおからそのものはそれほど好きな方ではなかったのですが、このお店の卯の花は別でした。しっとり煮上がっているだけでなく、あっさりした上品な味付けでとても美味しいのです。改めて自分でも家族のために作ってみよう、と思うきっかけになりました。



No.152
2004/03/30(Tue)
お酢

酸味のある食べものの好みは人によって様々。お酢のような調味料も凝ってみると楽しく、原料の種類だけでも実にたくさんあります。作るお料理によっても米酢やりんご酢、白ワインビネガーやバルサミコ酢など使い分けるのも面白いものですね。
が、実を言うとここ数年、私はお酢といえば純米酢だけを使っています。一時は2〜3種のお酢を使い分けていることもありましたが、どんな料理にも使いやすく、酸味もまろやかで、一番自分の口に合うのは何といっても純米酢。白ワインビネガーが欲しくなるときもありますが、手軽に米酢以外の酸味をつけたいときは柚子やレモンなどの果汁を混ぜて使ったりしています。




No.153
2004/03/31(Wed)
上質ゼラチン

このところ暖かくなり、ゼリーなどの口当たりのよいデザートが特に美味しく感じられるようになりました。
ゼリーはもちろん、ムースやババロアなどの冷菓に欠かせない素材と言えばゼラチンです。動物性の原料から、精製する方法や精製度などがメーカーによって違うせいか、凝固力やゼラチン臭の多少は製品によっていろいろです。
私がずっと使っているのは「ホームケーキ」の「上質ゼラチン」。
チャック付きの袋に入っていて、すぐふやかして使えるという便利さもよいのですが、精製度が高くて固まる力も強く、透明感にもすぐれているので、品質の高さはまさに上質という名そのまま。もうこれしか使えないと思うほど、気に入っています。
いい素材が手元にあるというのも幸せのひとつですね。
次はどんなゼリーを作ろうか、ついつい考えてはワクワクしてしまいます。
http://www.homecake.com/